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鹿児島市議会インターネット議会中継

※本会議の録画映像をご覧いただけます。

  • 令和5年第1回定例会
  • 3月1日 本会議(代表質疑2日目)
  • にじとみどり  のぐち 英一郎 議員 
1 「第133号議案 鹿児島市営住宅条例一部改正の件」について
(1)市民に権利の制限と義務を課す条例による市営住宅駐車場の驚異的な値上げについて
①現状の年額を無料から千円区分にするとどのような実態になるのか
②本市における県営住宅を参考に一律の年額を議決なしに決める考えとのことだが、年額幾らか、それによりいつから幾ら市にお金が入る見込みか
③パブコメでも値上げについて憂う意見がいくつもあるが、なぜ物価高騰に賃上げが追いつかない今、利用当事者に普遍ある課題の放置車両問題解消に直結もしない議案を出すのか。現在の市長の考え

2 ウィズコロナ時代における合理的で効率的なPTAの在り方について
(1)例年新学期が近づくと保護者の方々からPTAは任意団体なのか、入退会の自由と本人確認の周知徹底がなぜ希薄なのか(言及はあっても形骸化しており半ば強制を実感との複数校区からの意見)、との厳しい指摘を複数いただく。こうした状況と実態の把握及び普遍ある課題への対応を求めてきたが、どのように直近を把握か、個々人の納得と理解と丁寧な対話と合意を経て成り立つPTAが活躍するためにどのようなことが明日から必要と考えているか
(2)PTA活動における保護者個々人の個人情報利用と本人の自己情報コントロールの権利はどのように整合しているとの認識か、全市立学校での改善点をどのように認識しているか

3 かごしま国体・かごしま大会を控えインバウンド回復に市長が期待を寄せる現状を踏まえた桜島観光環境の不備と即応について
(1)当初の国体開催決定時からの指摘等を踏まえ両大会とインバウンドの対策としての「ユニバーサルツーリズム」は、長期的視点においての多様な観光客や高齢化にも確実に対応するものと考える。早急に取組が必要だが喫緊の課題と捉えているか(他の自治体と比較し本市の遅れを認識しているか)
(2)「さらなるインバウンド獲得に注力」と当局は掲げるが、受け皿整備が遅れている。インバウンドに対する具体的な対策とその致命的なユニバーサル対応の遅れに関し、観光関連部局内(観光と市電・市バス、桜島フェリーと危機管理の連携と課題対応の緊密確立)で理解されているのか
(3)最寄りの電停から鹿児島港桜島フェリーターミナル乗船口への表示やバリアフリーアクセスも相変わらず不便(ターミナルエレベーターまでの移動)と言われるが、両大会まで200日余りとなる中、どうするつもりか。なぜ、エレベーターのあるフェリーの情報が一切表示されていないのか。ユニバーサルツーリズムの環境は市電・市バスでの移動からフェリーの利用及び下船後の島内周遊観光を楽しめて帰りのフェリーに乗り、車椅子は容易に乗降できる市電・市バスの利用まで分かりやすく鹿児島に来る前は無論、こちらに来てからも情報をどなたでも多言語でも入手可能か。不備があれば、両大会までの限られた時間の中で何をするつもりか
(4)島内における大噴火など緊急情報の着実な到達は聴覚に障がいがある方と日本語の理解が難しい方にどのようにするのか、改善点は何か
(5)島内における両大会を考慮した移動手段の相当な拡充は、喫緊の課題との認識はあるか、あるのであれば何をする予定か
(6)当日の体験や参加可能なイベントやメニューニーズの現状把握と拡充の必要性とそのスケジュール
(7)両大会参加者・関係者の全員に桜島の観光環境含めてアンケートを実施してみてはいかがか

4 まごころ収集(高齢者等戸別収集サービス)の拡充について
(1)令和元年度の事業開始以降、昨年末までの利用者数(要介護・身体障害・知的障害・精神障害の区分ごと)と対象の方を拡充する必要性の認識
(2)重層的支援の開始・メンタルヘルスのピアサポート・8050がもはや9060・就職氷河期世代の困窮・孤独死ゼロの実現などこの事業を拡充する社会ニーズは枚挙にいとまがないと考えられるが、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上のためにぜひ対象の拡充を

5 来春からの手話言語及び情報・コミュニケーション条例(仮称)を控えた今年の手話普及促進について
(1)講座抽選漏れの迷惑解消は新年度何をするのか(講座数の増加とICT活用など)

6 紙おむつ回収の助成開始に伴う家庭ごみ減量2025目標の影響について
(1)これまでの紙おむつ公的回収に伴う本会議質問での試算を踏まえた影響と目標達成の見通しの具体

7 市長の政治姿勢について
(1)改めて、ドルフィンポート跡地は30メートルの高さの箱で景観を壊すことを県にも止めていただき、スタジアムの立地場所を再考してから市民に提案するつもりはないか
(2)スタジアム新築に慎重な意見として、「船舶港湾運輸事業への迷惑や、もっとチームが強くなることへの応援を優先して市民の熱狂をプロデュースする裏方として市政に尽力いただきたい、白波スタジアムをアスリートファーストとゼロピッチの可能性も探る豪華リフォームからの着手が人口減社会とSDGsに即した公共事業ではないか」との話を伺うことが少なくないが、まずは鹿児島ユナイテッドと鹿児島レブナイズ全選手の大きなパネルをアーティスト写真のように展示して今のファン層以外に共感のきっかけをつくって、これからを市民との対話でつくるべきと考えるが今日の状況を踏まえて市長はどのように考えるか
(3)格差の拡大・貧困の連鎖・貧困と暴力虐待の相関もデータが示す現代において最大パターンで51億円の概算整備費を見込む児童相談所の取扱いが2023年度は皆無だが、なぜか。県との協議と本市児童相談所整備のスケジュールにかける意気込み
(4)戦後安保が閣議決定だけで根本から大転換の安保三文書決定を踏まえ、専守防衛をどのように理解し、その考えからこの数か月の敵基地攻撃能力保有への政権の動向とSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)に備える非現実をどのように考えるか(新聞アンケートへの選択回答に分からない、を選んだ考察を含めて)
(5)対露対中を対話外交で継続することの意味と価値が広く市民の理解となるように戦争時の日記や手紙などエゴドキュメントを積極的に収集し活用していただきたいと考えるが、いかがか
(6)生態系と景観を破壊すると同時に健康被害の懸念が募る一途の外資系ビジネス計画にさらされている登れる最高峰の八重山には登っていただけたか、本市に生きる絶滅危惧種のクマタカは自身の五感で体験いただけたか
(7)地域生態系の食物連鎖の頂点であり絶滅危惧種のクマタカを保全する委員会(公開で話し合う継続的な場の設定)の設置について事業者はまるで動きが始まらないことをどのように考えるか

8 2020年に引き続き虐待発覚の青鳥会問題について
(1)社会福祉法人「青鳥会」は、2020年7月にも5件の虐待事案を起こし、虐待防止改善計画書を提出して二度と虐待を起こさないと、法人も鹿児島市も取り組んできた。そのさなか、なぜ10件もの虐待が起きたのか。青鳥会の虐待認定は過去何回あるか、鹿児島県管轄時も含め、それぞれの時期、内容、対策
(2)2020年度、鹿児島県の障害者支援施設数76施設のうち、その11施設で虐待が認定されたとの報道もあったが、鹿児島市内の障害者支援施設の数、虐待のあった施設数(年度ごとに過去10年分)
(3)鹿児島市内の障害者支援施設の入職者数、退職者数の総計(年度ごとに過去10年分)
(4)人手不足や職場環境など処遇関連の課題が解決されず、積年の課題である職員の適正配置やスキルアップについては鹿児島市は現状をどのように捉え対策を考えているのか
(5)利用者の家族には報告とお詫びが2文書しか出されず、虐待事案も「たたいた」、「暴言を吐いた」、「居室に閉じ込めた」の3件のみ報告し、事業所名、日時、被害者数、関与職員数、職歴、処分内容の記載もないが、利用者家族への報告内容は妥当か
(6) 2020年の発覚時は、10月から3月まで毎月拡大理事会を開き、鹿児島市や家族会代表もオブザーバー参加し、改善計画書に様々な疑問や提案が出された。評議員会も9回開かれた。今年度は定時の1回のみである。法人の虐待事案への対応が、閉鎖的かつ軽視しているように見えるが、家族会や評議員会への対応は妥当か
(7)法人の課題は、虐待対策を担う人材不在である。鹿児島市がリーダーシップを取り、毎年発生する虐待事案を取り上げ、事案報告と望まれる支援、アドバイス、対処の冊子化を早急に実施すべきでは。根本的な解決に向けて市長の総合的な考えは
  • ※質疑発言通告一覧表については、通告された質問を行わなかったり、質問の順番が変更になっていることがあります。
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